アトピーと皮のたるみ、皺(しわ)をどうにかしたい

アトピーと皮膚のたるみ、しわの関係



長い期間に渡ってアトピーを患うと掻いた部分にたるみや皺(しわ)が出てくると思います。

自分が凄く歳を取ってしまったようで鏡を見るとショックですよね。




何故、アトピーでしわ、たるみが出来るのか


この状態を研究しましたが、皺に関しては掻き壊しと炎症によるターンオーバーの促進により肌が強制加齢状態になっているのではと考えました。

急激なスピードで肌が老化していってる状態ですね。

体の部位で言えば首や指に特に症状が出やすいように感じます。

一般的に老化によって肌のキメの細かさが無くなるなどの変化は主に身体が保持できる水分量によって変化が起こる事が原因のようです、これと同じ事がアトピーによって破壊された皮膚から急激な体内の水分蒸散が行われているのではと思います。

また急激な水分の気化は乾燥を招きます、こうしてアトピー性の乾燥肌が症状として起こってくるのではないかと考えています。

たるみに関して言えば、アトピーによる過剰なリンパ液が一カ所(炎症部位)で留まる事によって皮膚が拡張されてしまうのではないかと、また掻く事によって物理的刺激で皮膚が広がってしまうことが原因ではと考えています。

アトピーには保湿というけれど


みずみずしい肌は若く見えます、肌に水分を保つ、保湿ですね。
アトピーの人、皆が保湿をするべきなのでしょうか?これは難しいです、人による、ケースバイケースというしかありません、私も乾燥型の成人アトピーですから、保湿と名の付くいろんな物を試してみました。

その結果、どれも付け始めは調子が良いのですが、しばらくすると、クリームの油分による油やけのような湿疹がアトピーとは別に現れてしまうようになりました。

また落屑が粘土のようにボロボロと落ちるようになってしまい、これは根本解決ではない、ただ油分でセラミドを押さえ続けているだけだ、と感じ保湿系のクリームなどの使用は控えるようにしました。

保湿に関しては合う人、合わない人どちらかに分かれてしまうみたいなので個人で試してみることをおすすめします、その際は付け始めは狭い範囲でセルフパッチテストを行ってあげると良いかと思います。

保湿は合う人と合わない人がいます、万人におすすめ出来るかと言えばそうではないです。

また、どうしても掻いてしまう時はやさしくさするように出来るだけ肌にダメージを与えないように心がけましょう。

乾燥を招く悪い習慣


エアコン、熱い風呂、水圧の強いシャワーなどです、エアコンは不自然な程に乾燥を空間に起こし、熱いお湯とシャワーは自然に分泌された皮脂を熱湯と水圧で奪いさってしまいます。

たるみは直る?


健常者の人でも、歳を重ねると肌が下がってきていろんな部位が弛んできますね。

これは人間の宿命というか、諦める必要があるのかもしれません、私たちが出来る事といえば顔で言えばフェイスマッサージや身体全体で言えば運動習慣や紫外線に気をつけて良い食生活(油分の多いものを控えて野菜中心にする)、よい睡眠を意識して生活することですね。

たるみ、しわも外部からのアプローチでは改善が難しく、内面から変わるしかないと現時点では、私はそう思います。