何やら怪しいCERNの噂

CERN(セルン)とは



CERN(欧州原子核研究機構)とはスイスのジュネーブにある世界最大規模の素粒子物理学の研究施設である、研究施設を取り囲むように大型ハドロン衝突加速器が存在している。
 
ここ最近では反物質の研究ニュースがネット上を駆け巡った。

宇宙のはじまりの謎を説き明かそうとする素晴らしい研究成果の賜物だ。

そんなCERNだが何やら怪しい噂も


その噂とは
  • 悪魔崇拝を行っている
  • 施設内のシヴァ神像の謎
  • UFOやタイムマシンの秘密を握っている

などだ。

悪魔崇拝の噂はYouTube上に流失した動画によるもの、またCERNのロゴを分解すると悪魔の数字666になることから囁かれ始めた。

噂の動画は



確かに動画ではマントの人間が何か並々ならぬ邪教の儀式を執り行っているかのように見える
が真相は定かではない、ひょっとするとハロウィンパーティ的な余興を行っているのかもしれない。




CERNのロゴを分解したものがこちらになる、数字666で構成されているのは間違いないようだ。


そして研究施設内にあるとされるシヴァ神の像だ、シヴァ神はヒンドゥー教の神の一つで象徴する意味は「破壊と再生」である。

シヴァ神の破壊的な意味だけを見ればマッドサイエンティスト達に相応な像にも見えるが、シヴァ神を取り囲む円環の輪が加速器にも見えるし崩壊した原子核とそこから飛び出す素粒子が破壊と再生を意味するならシヴァ神へのオマージュとして、この研究施設のイメージにぴったりだとも言える、中々センスが良い、と感心している場合ではなかった。



ジュネーブ上空では頻繁にUFOが目撃されるらしい、動画にも撮影されている、果たしてこれがCERNの研究と関係があるのかは不明だが興味深い。

CERNには秘密が無い


インターネットを通じてCERNの中の人とインターネットユーザーがチャットをする機会が設けられた。

その際に中の人はCERNには極秘開発の研究や兵器、機密情報の類は一切ないと返答した、しかし秘密があったとしても秘密があると言わないのが組織、人間だ。

私にも秘密の1つや2つ余裕であるからな。

CERNの研究は中二心をくすぐってやまない、これは紛れも無い事実だ、新しい時代に向けてCERN頑張れ、超頑張れ、ではまた。
宇宙創造の一瞬をつくる―CERNと究極の加速器の挑戦
アミール・D アクゼル Amir D. Aczel
早川書房
売り上げランキング: 541,981