Forget-Me-Notレビュー

ネオンの迷宮を走り抜けろForget-Me-Not



今回のゲームはiPhoneでかつて不動の地位を築いたForget-Me-Notだ。
ドットイート(点を食べていく、そのままだが)と呼ばれるジャンルだそうだ。
アーケード色の強いパックマンといったところかレトロなゲームデザインゆえに純粋にハマれる。


ランダムに面を作成するプログラムのため、遊ぶ度に違う刺激をくれるが、そのランダムさが難易度に緩急を付けていて、ちょうど良いバランスのゲームに仕上がっている。

ゲームデザインもポップでキャッチー、ところどころにキュートなこだわりが感じられ、おっさんが一人で作り上げたゲームだとは到底思えない。

ゲーム内でやる事は鍵と隠し扉を見つけ、そこに鍵をぶっさす、それだけだ

話だけ聞いていると超シンプルなゲームに感じるかもしれない、でも意外とそうでもない。


画面端や上下が無限回廊になっていて自機が画面端に到達すると、もう片方から出てくる、上から下と、よくある仕掛けだが、ここで厄介なのが自機が常にショットを打っていること、自機が打った弾も無限回廊を通り抜け、また自機の後ろ側に飛んで来てしまう(当然、自機の弾でも自分にダメージを受ける)。

このような仕様だから、自分で自分をやってしまうことも多々ある。
せっかく手に入れた鍵を敵に奪われたり、狭い空間の中で結構、展開がある。

ただのドットイートゲームではなく、割と考えないといけないことが多い。
敵キャラの種類や行動パターンも豊富で飽きがこない。

過去の色んなドットイートゲーを進化させた良ゲーだ、しかも古き良き空気は依然として残っている素晴らしい。

ちょっとした合間にサクッと遊べる名作ゲーだと思う。

制限時間を過ぎた頃にやってくる幽霊キャラがカワイイので是非、その目で確かめて欲しい。