ギーク心に直撃!!ARDUBOYの魅力と導入方法【レビュー】


発売から結構経ってますが、今回ARDUBOY(アルデュボーイ)を購入しました。

製品発表の時からずっと気になっていたんですがKickstarterからの販売という事もあってなかなか購入に踏み切れなかった(Paypalで過去トラぶりましたw)

今回尼で普通に売ってる事を知り、このギーク心に溢れた8bitガジェットを何時までもほっとけるわけない!!時は来た~って事で今回購入しました。

パッケージから遊び心あふれまくり




本家Audinoと接続するケーブルでしょうか、が付属しています。

遊び心に溢れているってか遊び心しかない、箱にも秘密があります、買って是非探してみて下さい、カワイイです。

マジでカードサイズの大きさ、薄さ。

うっかりケツポケに入れていて座ると100パー折れるんじゃないでしょうか、気をつけて下さいw

製品出荷時、最初にインストールされているゲームは製品バージョンや時期によって違うようです。

私の場合はSIRENEという横スクロールのシューティングゲームが入っていました。なかなか面白いです。

ハードはどんな感じ?


安いけどチープな感じはそんなしない、裏の刻印カッコいい。

普通のネジじゃなくて6角ネジならもっと雰囲気出たかも(ギーク的な?)

画面は小さいけど、なんか見やすい、不思議と全然視認性は悪くはない

ボタンは小さめ、プチプチ音あり。微妙だけど操作性が悪いわけでは無い、しいて言えば十字キーはボタン4つ構成じゃなくてガチの十字キーが良かった。

ARDUBOYの仕様

1.3型 高輝度白黒OLEDディスプレイ
6個 × モーメンタリプッシュスイッチ
1個 × 圧電スピーカー 金属&ポリカーボネート製の筐体
8時間以上のバッテリーライフ、充電可能 Arduinoで開発可能

性能

プロセッサ: ATmega32u4 Arduino Leonardoなどに使われています
メモリ: 32 KB Flash、2.5 KB RAM、1 KB EEPROM
コネクタ: USB 2.0(HIDプロファイル対応)
入力: 6 × モーメンタリプッシュスイッチ
出力: 128 × 64ドット 白黒OLED 1個 × 圧電スピーカー、LED
バッテリー: 180 mAh 薄型リチウムポリマー
開発環境: Codebender、Arduino IDE、GCC & AVRDude

Arduboyがアツい訳


ソフト無料が多い。

おもろいゲームが多い。

開発環境が無料で提供されている。

どんなゲームある?




こちらの動画におすすめBest10がまとめられています、ただこんなのARDUBOYの氷山の一角です、探せばオモロゲーが山程あります。

個人的にウホッ!!と思ったのは下の動画、Omega Horizonというメト○イドライクなゲームです、スゲー面白そうなので、今度やってみようと思います。



ARDUBOY公式サイト

ARDUBOYはこんな人におすすめ


もともと電子工作やARDUINOが好き

フリーゲー、レトロゲー好き

いつかは自分でゲームを開発してみたい、楽しみながらプログラミングが学びたい人。

元々のハード的制約が多いのでファミコン時代の開発者の苦労や閃きを追体験出来る可能性もアリ。

何か問題が起こってもググって自分で直せる、直せなくても気概がある人。

ARDUBOY簡単ゲーム導入編


とりあえずARDUBOY買ったけどプログラミングとか知らん、でもゲームしたいって人は
Arduboy ManagerかArduboy Uploaderを導入すると良いかと思います。

それぞれのリンクを貼っておきます、どちらも同じようなものなのでお好みでいいかと思います。

Arduboy Manager

Arduboy Uploader

本格的にARDUBOYを使い倒したいならIDEの導入をおすすめします




https://www.arduino.cc/

こちらのリンクよりIDE(総合開発環境)のダウンロードが可能です。
とりあえずインストールしましょう。

初めてのGithub、これだけ知っとけばおk


普段プログラミングをしない人にはGithubはあまり馴染みのないサイトですよね。
ARDUBOYのプログラムのアップ先によくGithubが使われている事が多いです。

初見にはわりと意味不明な感じなんで簡単にARDUBOYのプログラムをダウンロードする方法を説明します。ユーザー登録は特に必要ないです。

まずはアップロード先の該当ページに行きます。


clone or downloadという場所をクリックします。



Download zipという項目をクリックするとプログラムファイルのダウンロードが開始されます。

ダウンロードしたファイルを展開すると、いろんなファイルがありますので、その中から拡張子.inoというファイルを探して下さい。




IDEからinoファイルを開きます。


→ボタンを押すと本体への書き込みが開始されます。この時、本体の電源をつけてPCとの接続を行って下さい。


書き込み中は画面が消えて本体下部のLEDが黄色に点滅します。ちなみに充電中は赤くLEDが点灯し充電後消える仕様です。無事、ゲームの書き換えに成功しました。


慣れてくるとプログラム入手からインストールまで5分もかからなくなります!

意外と途中で詰んでた


ここまでざっと流れを書きましたが意外とアプリのインストールに関して苦労しました。
私の場合Arduboy Managerが全然ダメで結局IDEを導入しました。

ドライバ関連やらデバイスマネージャー周りがおかしくてArduboy本体を認識させるのに相当時間と手間がかかりました。

余裕かまして早々に初期インストールアプリを消してしまい、HelloWORLDを表示して遊んだりしてましたが、肝心のアプリが全く入らない、あれ?これもしかして難しい?hello world 表示専用機になった?とマジめに焦りました。笑

IDEからのインストール、トラブル時には試してみて


開発環境の違いかバージョンによってはコンパイルエラーが出まくる。
エラーが出たらIDEのライブラリは最大まで上げるか、下げるかで様子を見る。

何個かのバグはこれで解決しました、またソフトによっては動作した環境を再現するためにライブラリのバージョンをメモっておくのも良いと思います。

本体が認識されない場合はデバイスマネージャー周りを徹底的に見直す。

意外ですがUSBケーブルを変えたら問題解決した事例も少なからずあるようです。

ARDUBOYのトラブルはほとんどドライバ関連か開発ライブラリのバージョン違いか、この2点に尽きるかと思います。

うまくいかないよって時は、このあたりを見返してみると解決出来るんではないでしょうか。

ARDUBOYの場合、世界中にユーザーがいて皆がデバッガーのようなものですから(オープンソース万歳!)プログラム自体にバグがある可能性は限り無く低く、ほとんどが自分の環境で起こってる不具合のように感じます。

接続関係での記事を他に書いています、参考になるかもしれません、よろしければどうぞ
ArduboyとPCの接続方法解説

Tips


ARDUBOYとIDEの接続が上手くいかない、コンパイルの最後でエラーが出る時はARDUBOYをPCと接続していない状態で十字キー上を押しながら電源オン、白色LED点灯状態で接続を行うとエラーが発生する事無くコンパイルが上手くいきました。調子の悪い時は試してみて下さい。

その日の気分で1本だけ連れていけるゲーム


ゲームをその場で切り替えられないから結果やりこむ→面白さを発見、昔のファミコンみたいな感覚です。

持ち運びではソフト一本縛りなので、ある意味でセンスを問われる面白ガジェットだと感じました。今後の進化にも大期待出来るハードかとおもいます。もっと流行れwでは、また!

おまけ

クラシックなテトリス
https://github.com/Nav399/Tetris-for-the-arduboy
面白いです!!



Arduboy
Arduboy
posted with amazlet at 18.04.12
SeeedStudio
売り上げランキング: 23,359