座禅の秘密について話そうと思う


最近、日本に生まれてほんとに良かったと感じる事が多いです。

さまざまな文化が素晴らしいと感じます、お茶の文化や寺社仏閣の荘厳さ、ちょっと前まではこんな事を考えもしなかったのですが、年齢的な事もあり感性(?)の部分でそんな事を思えるような変化があった今日この頃です。

そんな日本の文化の中で興味を持ったのが禅、座禅と言われるものです。
こんな煩悩の塊みたいなブログを運営してるくせに何言ってんだって感じですよねw

あくまでオカルト的な観点からの興味が非常に私の中の何かをくすぐるモノがありましたので今回、座禅についての記事を書こうと思います。

ですが座禅の歴史については特に書きません、検索ですぐに出てきますし私自身が不勉強な事もありボロがすぐ出ますw
そんな感じですが今回はオカルティックな座禅考察について書いて行きましょう。

今回、座禅の情報について参考にしたのがこちらの本です、kindle版もあるのでおススメです。
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人は何故、座禅をするのか


人の行動には動機と期待というか見返りを求める事がほとんどではないでしょうか?

座禅においてはソレが見つからないんですよね。

ただ座るだけの座禅、只管打坐(しかんたざ)と言うらしいです。ひたすら座る事に打ち込む、うーん何故、そんな事をするの?意味わからんってなりますよね、ソコなんですね、おそらく。って何が?w

座禅はそういった心の動きを見極めて受け流し捨ててしまう境地


座禅を少ししてみればわかりますが、考えない事は本当に難しいです、考えない考えないと既に座禅しながら考えてるわけですよね。

ほうっておくと心はすぐにどこかに彷徨いはじめます。

ちなみに正式な座禅の教育を受けていない独学の座禅を野狐禅(やこぜん)と言います、まさに私そのものwこれは少々危険らしいのですが後で説明しましょう。

しばらく座禅してみて変化が!!


私自身、座禅についての諸々のテキストを読むだけでなくしばらく(1ヶ月程)実践してみましたが、なんと思考しない事に成功!!などと成る訳無く、でも以前は感じなかった心の変化はありました。

以前は頭の中で思考すると私自身そのものが思考に乗ってどっかにイっちゃってましたけど座禅をしばらくしていると日常生活の中で思考が暴れだすとそれをドライに俯瞰出来るようになったんですね、あ、あぶね、流されてる今、みたいな。

後は座禅を組む時は足は結跏趺坐(けっかふざ)というのですが、これが最初のうちはとにかく痛いw足がうっ血して腐るんじゃねw痛すぎてとても座ってらんねーなんて思っていたこともありましたが、慣れたのか、体が柔軟になったのか難なく1時間でも座ってられるようになりました。

座禅を続けるとその先には何があるのか


なーんもねぇ、ほんとにそうなの?マジか。

って実は座禅には秘密があるんですね、皆さん大きな声で言いませんが座禅の実践者はほとんどこれを目指していると言ってもよいでしょう、それは

見性(けんしょう)です。

聞きなれないこの言葉、己の本性を見る、このような意味です。
座禅を続けていくと、この体験をする事が出来るとの事です、凄くないですか?

仏教的に言えば人間には本来、仏性(真の自己)があるのですが、普通に生きていると煩悩の火にゴウゴウと焼かれてソレを見失ってしまう、まさに今の俺w

ですから座禅してここに達すればイイよね、なんて話です。

なんだ、座禅って目的があんじゃんってなるかもしれませんが、あくまでこれはオマケらしいです。

この業界ではオマケ狙いで座禅をするのは不純とされています、なんだか難しいですねw
オマケはあくまでオマケですので。

脳科学的に見た座禅


私が座禅をしていく中で気づいたのは、あーこれはたぶん自己催眠の類だなと感じた事です、繰り返す事によってどんどんどんどん深い催眠状態になっていくのではないでしょうか。

ネットで座禅について面白いサイトや記事を見つけたのでリンクしておきます。

禅と脳科学

ハーバード大教授:座禅8週間で大脳に大きな変化

十牛図が面白かった



十牛図(じゅうぎゅうず)は、悟りにいたる10の段階を10枚の図と詩で表したもの。「真の自己」が牛の姿で表されているため十牛図といい、真の自己を求める自己は牧人の姿で表されている。十牛禅図(じゅうぎゅうぜんず)や牧牛図ともいう。作者は、中国北宋時代の臨済宗楊岐派の禅僧・廓庵(かくあん)
出展-wikipedia-

 十牛図

↑こちらのサイトが十牛図の説明がとってもわかりやすかったです、挿絵ものんびりしててイイ感じでした。

ちょっとヤバい熱量の本を見つけた、だから買った




ダンテスダイジというヨガのグル(指導者)が執筆した通称ニルプロ。
その界隈では有名な本(奇書?)らしいです。

オ○ム真理教のネタ本になったとかならないとか、色んな噂がある本ですが。
ダンテス・ダイジが色んな修行法を教えてくれる本です。

ここに書いてある事を実践して何が起こってもワシャしらんぞと前置きもありオラ、わくわくすっぞ状態ハンパやないですw

サブカル好きなら絶対押さえておく一冊かと思います。

ダイジはヨガに精通した人物ですが、座禅についても詳しく書かれているので本当に参考になるかと思います、何より本の内容が持つ熱量が凄まじくてヤバイですw

一人独学座禅の危険性について


最後になりましたが中盤で書きました、野狐禅(やこぜん)について書こうと思います。

禅の実践者、修業者の事を禅者と言います、禅者の陥りやすい罠として所謂、魔境体験というものがあります。

私自身は体験は無いのですが古今問わず世界中の禅者からの報告があります。

症例としましては幻覚・幻聴・自意識の誇大・自律神経系の疾患でしょうか、このようなものが多く報告されています。

野狐禅を行うと魔境体験をする可能性が飛躍的に上がるそうです、何ソレ怖すぎィィ

おそらく一人よがりの座禅をしていると、いつか訪れる座禅中の強烈な経験や体験に囚われてしまい抜け出せなくなるんだと思います、そんな時に「そんなもん、妄想だよヴァーカ!」って言ってくれる師がいればいいよね、って話ですね。

座禅中に仏が現れたら槍で突き頃せってのは道元禅師の激しくタメになる言葉ですねw

そんなわけで座禅を本格的に行いたいなら、一度、お寺で座禅教室に参加するのも良いかと思います。

それでは素晴らしき座禅(魔境)ライフを!!

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