ドローンのアクロモードはかなり難しいと思います、にも関わらずアクロモード自体の練習法があまりネットになかったので私が行った練習を備忘録的に書いていこうと思います。
我流なのでプロフェッショナルな方から見れば違和感を覚える事もあるかと思いますが生暖かく見守って頂ければと思います。
スタビライズモードの癖を捨てる
まずはドローンのアクロモードのハードルを上げてしまうのはトイクアッドのようなスタビライズモードを搭載したドローンを長年使ってしまう事です。
私自身、トイクアッド歴が長かったのでスタビライズモードの癖が抜けずにアクロモードへの移行が超難しかったです。
ドローンを触った事が無いけどドローンに興味があって将来的にFPVレーサーを目指している人がいれば、最初からトイクアッドは触らないほうが良いと思います。それくらいトイクアッドとレーシングドローンの操作は違います。
最初からアクロモード搭載のトイクアッドを購入してしまうのも良いかと思います。
1にも2にも目視ホバリング練習
派手な動きに注目がいきがちなレーシングドローンですが、まずは停まる事、停めれる事、ここに重点を置いて練習しましょう。ドローンの後方からの目視ホバリング、通称ケツホバをマスターすると驚く程、ゴーグルをかけた状態のFPVでも安定感を得られるようになります。
いきなり室内でアクロモードで自由自在に飛ばそうと練習を始める人(私がそうでした)がいますが流石に無理です笑
アクロモードをマスターする近道、まずはエレベーターとエルロンの操作を完璧に行えるようにする事です。(MODE2なら右側のスティックの事です)
エレベーターとエルロンの反応具合を体に叩き込むには目視ホバリングでドローンの挙動を観察しながら修正舵(あて舵)を打つ練習が最も適しているのではないかと思います。
家で目視ホバリングの練習を行うのに適した機体はTinyWhoop一択でしょう、アクロモードで飛ばせて、衝突して壊れる事も少ないです、まさに理想のアクロモード練習機体です。
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家練習ではエアコンや送風機を切って行うのがベストですが、上達してくるとエアコンやファンの風の中でも、あて舵を打てるようになってきます。練習難易度を上げるのに逆にエアコンやファンをつけるのもアリでしょう。
シミュレーターでの練習もかなり上達への近道です、こちらのアプリが個人的にオススメです。
iPhoneでドローン練習、決定版はコレだ!
屋外練習編
アクロの練習の行う場所は広くて木があまりないグラウンドのような所がベストです、またランドマーク的な何かが自分の近くにあればゴーグル越しにもドローンを帰還させ易くなります。
明るい時間に練習をしましょう、機体を水平を保つには常にゴーグルからの情報が頼りになります。
個人的には人の少ない早朝朝練がアクロモード習得には適しているんじゃないかなと思います。
屋外に出たらビュンビュン飛ばしたくなる気持ちはわかりますが、最初は練習メニューを絞って練習したほうがイイと思います。例えば1本の木の周りを旋回する、フリップを練習するなど、その日の目的を決めて達成していったほうが上達が早いのではないかなと思います。
必ずDVRを撮って見かえしましょう、DVRは飛行中の癖や無駄な動きを発見するヒントになりますので必ず見るようにしたほうがいいです。
最後に最近、凄いなぁと思ったドローン動画を紹介したいと思います。増田勝彦さん(Katsu FPV)という方がマイクロドローンで撮影した動画が流れるような美しさで全く無駄が無く素直に凄い~って思いました、こんな操縦出来るようになりたいって私の目標になりました。是非チェックして見て下さい↓↓それでは、また~!!